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先日の主人との会話。
主人 「この前の院内コンサート、お客さん3人だったんだって!
あんなとこで弾かなくていいよ!」
私 「へえ~。でも、3人だっていいじゃん!」
主人 「・・・ピアノだって調律もしていないんだよ!」
私 「それはキツイけどね・・・。
でも、その3人が喜んで帰ってくれたなら十分じゃない?」
主人 「え・・?うそ・・。」
主人は勤務医なのだが、その病院では定期的にロビーコンサート(?)
をしているのだそうだ。
そこで、私も弾かせてもらえたらいいのになあ・・・と前から話していた。
主人は気にいらないみたいだった。
近くで私のやっていることを見ているが故の
身内としての感情なんだろう、と嬉しくも思ったが。
演奏家としての心構えを考えさせられた。
観客数によって、モチベーションに差が出ていいのだろうか・・・?
今日は1日のコンサートのホールリハーサルをさせて頂いた。
地域に密着した公民館の多目的ホール。
ピアノはカワイだ。
カワイピアノには慣れていないので、ぜひ1度事前に弾かせてほしい、と
お願いし、今日リハーサルをするに至った。
このコンサートのお話を頂いた時に、主催の方には
「楽器が悪いんですけどね・・・・。」と言われていた。
以前に他のピアニストさんがこのピアノで演奏したのを聴いている。
シューベルトの優しい響きが印象的だった。
「関係ないですよ」と即答したが、さて・・・?
最初、音の狂いに驚いたが、(笑)
これは当日調律してもらえば大丈夫。
タッチは?響きは?
弾いているうちに、とてもいい音が出るようになった。
弱いピアニッシモが出しやすく、安心した。
音楽専用ホールと違って、楽器用に空調の管理も
していない。
あらゆることに対応しなくてはならない公民館という
場所柄、これは当然のことである。
このピアノ君、素材はいいんだけどな、と
なんだか同情してしまった。
しかし、お茶の間ピアニストは、楽器を選ぶような贅沢は言ってられない。
もちろん自主開催ならこだわるところだが。
大事なのは楽器の良し悪しではなく心の持ちようなのではないか?と
最近感じる。
伝えたいことを、楽器を通して表現しているだけ、と
考えるならば、媒体よりも奏者の心が重要になるはず。
100人の前で積極的になることが、3人の前でやる気にならないなんて、
伝える心の弱さを楽器のせいにするなんて、
演奏家のエゴにすぎないのだろう。
人間ならではのモチベーションの波があるにせよ、
与えられた環境で、精一杯の追求のできる表現者でありたいと願う。
2時間をともに過ごし、このピアノ君に親近感がわいてきた。
こいつも頑張ってるな。本番、よろしくね!
趣味で弾いている程度の私でも、音楽とピアノを好きな気持ち、大切にして練習がんばります!
鎌倉のコンサート行かせて頂きますので、とっても楽しみです♪
20日、お越しいただけるとのこと、ありがとうございます!!もしお時間ございましたら、ドリンクサービスの時にでも、お声かけてくださいね。^^
趣味で弾いている程度の私でも、音楽とピアノを好きな気持ち、大切にして練習がんばります!
鎌倉のコンサート行かせて頂きますので、とっても楽しみです♪
20日、お越しいただけるとのこと、ありがとうございます!!もしお時間ございましたら、ドリンクサービスの時にでも、お声かけてくださいね。^^
勉強になりますです♪